クレーン形状調査 CraneQ™

CraneQ™とは?

クレーン動作(走行/横行)構造部材の取付精度について調査・解析を行う検査装置です。

※検査装置の販売はしておりません。弊社サービスマンが現地にて調査を行い、その結果をレポートとして提供するサービス製品になります。

 

クレーン動作に異常を感じることはありますか?

クレーンは走行/横行によって、荷役対象位置まで動作をします。
クレーン動作の構造部材が正しく取り付けられていない場合、例えばクレーンから異音が聞こえる、走行/横行車輪のフランジの磨耗やレールの磨耗等の不具合が発生します。
その結果、修理によるランニングコストの増大や稼動不可によるダウンタイムに繋がります。
CraneQでは、走行/横行構成部材の取付精度を調査・解析することによって、問題のある部分を特定出来ます。

 

CraneQ™の測定項目は以下になります。

【主測定項目】
1. 車輪
- 直角性(ゆがみ、対角差)
- 傾き(水平・垂直)
- 整列
- 車輪ペア間のスパン
- 車輪間の水平・垂直方向へのオフセット

※CraneQでは走行/横行動作の基礎となる車輪部を重視します。

【補足測定項目】
2. ガイドローラー
- 位置(レールまでの距離、垂直オフセット)
- 傾き

3. サドル
- 水平方向の傾き 

4. ガーダー
- 水平方向の傾き

 

CraneQ™では、次のような調査、作業が行われます。

- 上記測定項目部材の取付精度の測定
- 必要に応じて取り付け部材の目視点検(例.車輪フランジの磨耗等)
- 弊社独自の分析および可視化ソフトウェアで測定したデータに基づく計算
- 3Dによるクレーン構造部材の視覚化(ビジュアライゼーション)
- 問題の特定
- 修正措置の提案(※修正可能な構造である場合に限る)

 

CraneQ™のメリット

- 精度の高い測定結果と詳細分析を行うことにより、問題のある部分を特定し、その結果が規定範囲内か判定出来ます。

- 3D-Viewerを用いることにより、既設クレーンの構造部材がどのような状態で取り付いているのか一目で理解出来るように視覚化出来ます。

- 既設クレーンが修正不可な構造の場合は、新設備導入の為の証拠として活用出来ます。

 

以下は3D-Viewerのサンプルです。

以下は3D-Viewerのサンプルです

 

<クレーン全体 3D>

クレーン全体 3D

 

 

<車輪 水平方向の傾き 3D>

車輪 垂直方向の傾き 3D

 

<車輪 垂直方向の傾き 3D>

 

 

お問い合わせ

コネクレーンズ株式会社
TEL: 03-6385-6166 / FAX: 03-6385-6167
EMAIL: [email protected] / URL: www.konecranes.com/ja

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